映画『地獄犬』では、元警察官の岡田准一と、サイコボーイでもある少年・坂口健太郎がヤクザ集団に潜入し、彼らの厄介になる。彼らは瞬く間に権力者にのし上がる。燃える剣」の原田眞人監督と「関ヶ原」の岡田准一監督がタッグを組み、個性豊かなキャラクターを描き出す。
兼高省吾＝伊月五郎（岡田准一さん）
愛する人を亡くした強盗殺人事件で、心に傷を負った元警察官。元警察官は復讐に燃え、関東最大のヤクザ集団である東亞久会に入団。義理人情に厚く、利口な彼は出世していく。ヤクザのステレオタイプとは一線を画す刺青を施している。彼の腕には、これまで殺した被害者の数が刻まれている。
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室岡英樹（坂口健太郎）
金高と組んだ東亞會のヤクザ。幼少期の恐ろしい体験により、満腹中枢が壊れている。凶暴で残忍な性格で、身内からも危険視されるほど制御不能なサイコ野郎だが、兄と慕う兼高とは98％の相性。
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十朱 喜隆（じゅじゅ よしたか
十朱義孝（MIYAVI）は、前代未聞の会長就任となった東方仗助のトップ。趣味は美術鑑賞。日本やアジアで頭角を現しているインテリヤクザだが、戦闘能力も高い。兼高は、ジュジュの秘密ファイルを盗むために、ジュジュに近づこうとする。
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土岐勉（北村一輝）
東城会神津組のボスで、兼高と室岡の上司、東城会の最高幹部「東城会三羽烏」の一人。直情径行の昔気質のヤクザで、腕は相当なもの。人情に厚く、兼高や室岡を尊敬している。
吉佐恵美（松岡茉優）
土岐の愛人で、兼高とも不義密通の関係にある芯の強い女性。緑色の髪で、背中に鳳凰の刺青がある。
熊沢信雄（吉原光夫）
東城会三人衆の一人で、社長秘書として有能な人物。趣味はオペラで、高い戦闘能力と歌唱力に定評がある。
大前田忠治（大場康正）
東櫻会の三人衆の一人。喧嘩で鼻を食いちぎられ、サメのノーズガードを装着している武闘派指導者である。
三上邦弥（金田一徹）
トキの部下で、東亞會の三次団体である三人組のボス。喧嘩は強くないが、金儲けには長けたインテリである。アジアで活躍する殺し屋集団「地獄犬」の監査役も務めている。
衣笠範子（大竹しのぶ）
東城会に仕える腕利きのマッサージ師。息子を東城会に殺されて以来、復讐のために潜入捜査官の情報屋として日頃から金高と連絡を取り合っている。
阿知賀大将（酒向芳）
闇落ちした伊月吾郎を利用し、ある目的のために「兼高」として東城会に送り込んだ警視庁の裏のエース捜査官。兼高と定期的に連絡を取り合い、非情な任務を伝えている。
安並（桐生朝雄）
室岡の幼なじみ。室岡と同じく死刑囚の子供。
小夜子（赤間麻里子）
熊沢の妻で、リーゼントが印象的な女性。
番頭（村上淳）
トシヤカイの拷問場の管理人。様々な武器をコレクションしている。片足が不自由である。
また、ギブスも独特である。中島亜梨沙は元宝塚歌劇団員で、瑠可を演じている。天童のお母さん役に恭子さん、日本一の規模を誇る神戸金岡家の重役として俵谷一房役に田中美央さん。小柳亜矢香は、十朱と手を組んで象牙売買を始める女性を演じています。中国マフィアで、ジュジュと組んで象牙売買を行うミス・チャオを小柳歩が演じています。
9月16日、「地獄犬図鑑」が全国で公開されます。