2012年12月16日、「Dr.コトー診療所」の続編となる映画「Dr.コトー診療所」の公開が決定しました。以下、あらすじとキャストの概要です。
後藤健介(ごとう けんすけ)、吉岡秀隆(よしおか ひでたか)
本作の主人公。美しく雄大な自然が残る孤島・志木那島にある診療所の医師で、日々、島民全員の命と向き合っている。
Dr.コトー診療所」は、純が20年間演じた「北の国から」の直後に連続ドラマとしてスタートした。淳は中江功監督によって変身し、演技に生命を吹き込まれた。僕にとって大切な役であり、作品です。台本は初めて読みました。打ちのめされました。
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後藤彩夏さん、柴咲コウさん
四季菜島診療所の看護師。ドラマ「Dr.コトー診療所2006」では、母親が脳出血で半身不随になったことをきっかけに、島を出て東京でリハビリを学ぶことを決意する。東京で乳がんが発覚し、琴が治療をサポートする。琴が行った手術の結果、寛解する。数年前に琴と結婚し、現在、妊娠7カ月。高齢出産の準備をしながら、クリニックで看護師として働いている。
まるでみんなで呼吸を合わせているようで、何十年も同じチームに所属している人がたくさんいるので、リラックスできました。Dr.コトー診療所」の撮影をしながら、昔を思い出している自分に気がつきました。また、撮影中も当時のことを思い出していました。とても仕事がしやすく、コトーさんのカリスマ性もあり、見ているだけで綾香になれそうな気がしました。与那国島での撮影は、その地理的条件から虫も多い。吉岡さんは、宿で嫌な虫を親切に取り除いてくれました。写真を撮りながら、家族でこの島に住んでいた頃を思い出していました。ドラマ「Dr.コトー診療所」は、映画と同様、医療ドラマというより人間ドラマがメイン。患者さんへの影響だけでなく、日常の非日常的な状況に対する心の動きも描かれています。人と人とのつながりの大切さ、人の心の機微について気づかせてくれるはずです。
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ゴリ・ハラ(時任三郎)
四季菜島の漁師。かつて島の医師が妻の命を救わなかったが、一人息子の武広が急性虫垂炎になったとき、琴に命を救われた経験があるため、島に赴任してきたばかりの琴を信用していない。漁師として跡を継いでほしいと思っていた息子が、琴に憧れて医者を目指していることを知り、最初は衝突していた親子だが、やがて支え合うようになった。今は漁師をしているが、武宏が島を出てからしばらく会っていない。
<第1シーズン> 船酔いした息子・武宏に、武宏の父・武利が「漁師の息子は情けない」と言う。あの役を受けたとき、船の中で一番弱くなったのをはっきり覚えています(笑)。
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原丈寛(富岡涼さん)
後藤の息子。かつて琴に命を救われたことをきっかけに、琴のような医者を目指している。医者になるために中学受験をし、無事東京の予備校に入学した。現在、28歳。
<映画> 考えもしなかったことなので驚きましたし、俳優を辞めてからずいぶん時間が経っていたので、とても悩みました。監督から声をかけていただき、お引き受けしました。吉岡さんや監督、島の人たちと話していると、武宏のドラマでの経験が鮮明に思い出されるようになったんです。そして、武宏が自分の中にいることを実感できるようになったのです。緊張してお会いしたのに、息ができるような気がしました。武宏は私をそう呼んだ。....久しぶりに会った私は、島の人たちに歓迎され、くつろぐことができました。
西山真理子(大塚寧々)
四季菜の島のスナック「マリ」の店主。東京で子供を産み、離婚し、単身で島にやってきた。
<与那国空港に降り立ち、空気を吸った瞬間に、島に帰ってきたと実感した。同じ診療所なのに、何年も前からいたような不思議な感覚でした。多くの子どもたちが大人になっていることに驚きました。キャストやスタッフにも会えて、時間が経つのが早く感じられたのも驚きでした。久しぶりに家族全員が揃ったような気がした。久しぶりに家族全員が揃ったような気がしました。その気持ちをビデオに収めました。
安藤茂雄(泉谷しげる)さん
元漁業長。引退後も漁協の相談役を務めている。通称「茂さん」。口は悪いが、お人好しで、漁師仲間が多額の借金を抱えると、ゴリに助け舟を出そうとする。
<出演者コメント> みんな老けているかと思いきや、全然変わっていなくてビックリしました!そんなオリジナルメンバーとコラボできるなんて、素晴らしいことだと思います。最初にこの企画を聞いたとき、早く撮影に入らないと先輩がいなくなるから早く乗るようにとアドバイスした。以前より若く見えるという声もあった。誰かが大怪我をしたときに、"あのクソガキはもう死んだんだ!"とか言い出すのがいいんです。見ている人を楽しませるのが僕らの使命なので、みんなに楽しんでもらいたいですね
和田一徳(筧利夫)さん
診療所で琴を手伝う市役所職員で、琴にとって最も身近な存在の一人。
<16年後>の今も診療所を手伝っている。
長年仕事をしてきた役者は、時に並外れた結果を出すことがある。人生が変わった。誰もが変化を遂げた。16年も経っているんだから。しかし、衣装を着てクリニックに向かうときは16年目です。まったく同じなんです(笑)。手術室に行くと手伝ってくれるんですよ。CGはもう機械を使っているわけではなく、リアルなんです。ワクワクしますよね。すごいですよ!(笑
星野晶一さん(小林薫役)
彩夏の父で、琴を四季菜館診療所の医師として招いた元村役場民生課長。現在は引退し、半身不随の妻・雅代と二人暮らし。
<2年程前だったと思いますが、中江監督から「琴の映画を作りたいのだが、出演してもらえないか?はい、出ます。と言われ、"はい、できます "と。また島に行けることになったということもあった。しかし、16年経っても箏にこの映画を作るエネルギーがあったということは、再びこの映画を作ることができたのは、楽しい経験だったのだと思える。
星野真世(朝加真由美役)
彩香の母。ドラマ「Dr.コトー診療所2004」で、脳出血を患う。甲東の緊急手術で一命を取り留めるが、麻痺が残る。
<出演発表時のコメント> 「ありがとうございます。
ありがとうございます」という表現は、この歳になると一般的な言葉ではありませんが、馴染みがあります。琴の再開を聞いて、思わず空を見て、"ありがとう!"と叫んでしまいました。空が第一印象で、"Thank You!"と言ってしまいました。与那国の初日、太陽は輝いていた。目が開けられない!スタッフ全員と院長の笑顔が最高!"嬉しい "の一言です!江東先生や星野家の皆さん、そして星野昌代さんと一緒に泊まれたら最高ですね。16年前の撮影は大変で、もう帰ろうかと思いましたが(笑)、1日でも長くいたいと思える大好きな場所です。
坂野隆志(大森南朋)
四季菜島支社長スタッフ。現在は退職した正一に代わり、島の医療を担う立場にある。
久しぶりの撮影ということもあり、緊張していました。でも、現場に来てみると、まさに16年前と同じような感覚でした。みんな元気で安心しました。16年ぶりの「Dr.コトー診療所」の復活を楽しみにしています。
西野ナミ(生田絵梨花役)
四季菜館クリニックで琴や彩花と一緒に働く看護師。長年、琴とともにクリニックを支えてきた彩香に憧れ、数年前からクリニックで看護師として働いている。式名島出身で、幼い頃から祖母の西野美登里(藤田弓子)と島で暮らしていたため、島の人たちとは顔なじみ。強気で男勝りな性格。
島の美しさは息をのむほどでした。Dr.コトー診療所の世界に入り込んで、とてもワクワクするようになった。先生の作るコミュニティーに私が溶け込めるかどうか心配でしたが、先生は私を友人として迎えてくださいました・・・・・。皆さんとお話ししていると、こんなことが可能なのかと、奇跡のような気持ちになりました。ナミは元気いっぱいの女の子で、テキパキと動きます。看護師としての目標は、一人でも多くの人を救うこと、そして彩花と甲藤先生を精一杯サポートすることでした。演技では、看護師・ナミの両方の責任感を伝えられるように心がけました。手術のシーンを演じるのは初めての経験でした。緊張する場面で、クリニックの皆さんの姿勢に感心し、刺激を受けました。設定ではなく、役者がどう向き合うか。手術でどんな言葉を使うか江藤先生は、誰もが生きるべきであると考えています。それがこの作品の特徴なのだと、撮影中にあらためて思いました。人間だけでなく、命も描かれている。
小田半太郎(高橋海人、King & Prince役)
辺境の地である四季菜島に2カ月間医学を学びに来た新米医師。大病院の御曹司で、一見チャラそうな外見と言動から島民には受け入れられていないが、決して悪い人ではなく、冷静に物事を判断している。
<発表時コメント
出演が決まったと知った時の最初の感想は、"私、この映画に出るの?"でした。最初の感想は、"この映画に出演するんだ!"でした。私が4歳の時に母が再放送を見始めていたんです。私はこのドラマが大好きで、その一員になれることに興奮しました。この世界の一員になることに興奮しました。一つひとつの役に責任と情熱を持ち、それを最大限に生かしたいと思っていました。半藤と琴は、医療に対する考え方がまったく違います。半藤は現実主義でルールを守る。一方、琴は効率に関係なく、すべての島民のために愛と優しさを持って働く医師だ。しかし、半藤にとっては、まったく違う存在に見える。でも、"こんな人もいるんだ "と共感できる人物にしました。私は自分で解決していくタイプなのですが、現場では監督をはじめ、キャストの皆さんが一緒になって、各シーンをどう改善していくかを話し合っていました。そのような細かい配慮があるからこそ、ドクターコトー診療所は多くの人の心に響くのだと感じています。
正式には、「はしごだか」は高橋の高橋 "タカ "を指す。
杉本竜一(神木隆之介)さん
マリコは杉本真理子さんの息子さん。隆一(神木隆之介)は隆一。隆一の母親は離婚しており、四季菜島に住んでいる。隆一は東京で一人暮らしをしている。しかし、「Dr.コトー診療所」では、母を訪ねて四季菜島を訪れる。二人の関係は、最初はぎくしゃくしていた。しかし、島で一緒に過ごすうちに、親子関係が改善されていく。
19年ぶりに、やっと「Dr.コトー診療所」に参加させてもらえることになり、感激しています。このドラマの撮影中、船酔いしたり、虫に刺されたりしました。(笑)。当時の秀さんは、江東先生に負けないくらいおおらかで、撮影は大変でしたが、とても楽しかったです。すごく楽しかったです。何年も経ってから、あの質問をされたのは、とても嬉しかったですね。そして、私のことを愛してくれていること、決して忘れてはいないこともわかった。"Dr.コトー診療所 "は私たちの心の中に特別な位置を占めており、見る者はその住人を身近に感じたいと切望する。温かさ、優しさ、悲しさ、喜び......。心を開くことができる素晴らしい作品です。
安藤里香(伊藤歩役)
綾香の幼なじみで、一人息子。シリーズ出演後、東京を離れ、美容師として働いていた。しかし、子供が生まれると、茂雄は日本に戻り、子供を預けることを決意する。
19年の時を経て、安藤理香は安藤(茂雄)の娘として帰ってきたのである。当時の与那国島での撮影は、出産という大変な現場もあり、とてもいい経験になりました。久しぶりに、やっと父やスタッフに再会できて嬉しかったです。リカちゃんたちスタッフの日常を体験しに、ぜひ劇場に足を運んでください。
中寄美奈(蒼井優役)
"Dr.コトー診療所2006 "で彩花が不在の間、敷島看護師として活躍。あまり有能ではなく頼りないが、血を見ると具合が悪くなってしまう。しかし、和田に助けられ、頼れる看護婦になる。元夫の暴力歴が長く、逃げるように四季菜島にやってきた。
<映画化の話を聞いたとき、Dr.コトー診療所ファンとして本当に本当に嬉しかったです。16回目にして四季菜島の住人全員に会えるなんて、ぜひ映画館に足を運んで、新しい仲間に出会いたいですね。
鳴海 慧(堺雅人さん)
綾香が乳がんと診断された後、東京の病院で外科医を務める。妻が病気になり、手術を行った。家族でもない相手に冷静でいることは難しいと考えている。綾香が手術を受けることになり動揺する琴だが、彼女を鼓舞することができ、2人とも無事に手術を終える。
<Dr.コトー診療所>に再び参加できて、とてもうれしいです。手術シーンでのチームのプロ意識と、吉岡秀隆さんの迫力ある演技が印象的でした。この映画には、Dr.コトーと、さらに3人の医師が登場します。それぞれのポジションのイラストを描くことで、江藤先生が生き生きとした姿で登場することを願っています。
Dr.コトー診療所の物語
日本の西の端に位置する敷島は、素晴らしい島である。吉岡(後藤健介)は19年前、東京から四季菜の島を旅した。東京からフェリーで6時間。以来、島民の命を預かる唯一の医師として、その役目を担ってきた。島民は琴を信頼し、琴は島民を信頼している。今や島になくてはならない存在であり、家族のような存在である。彩香(柴崎)は彼の妻である。現在7ヵ月になる彩香は、長年にわたってコトを支えてきた。間もなく琴は父親になる。彩香は、正一、正代、漁師の五里原、元漁師の茂雄の娘である。マリコはスナックを経営し、和田は今も診療所で働いている。
敷島は、日本の他の多くの地方と同様、2022年には過疎化、高齢化が進み、死滅してしまう。しかし、誰もが「琴がいるから大丈夫」と思っていた。琴は今、52歳を迎えている。青い海、水平線、波の音は変わらないが、江東は少しずつ変化している。琴の静かな日常が少しずつ変化していることに、誰も気づいていないが、多くの人が気づいているのだ。
主題歌仲間由紀恵「銀の龍の背中に乗って」
監督中江功
脚本 吉田紀子
原作 山田貴敏「Dr.コトー診療所」(小学館刊)